体重のある足で動く

こんにちは!美紗です。

「踊る時はね、体重のある足で動くんだよ。」

この言葉は、私が社交ダンスのスタジオに習いに行き始めて一番最初に先生から言われた言葉です。どんなダンスを踊るにも基本となる要素ですが、それまでバレエを十数年間習っていたのに、一度も言われたことがなかった、というより理解していなかった私にとって、この言葉は衝撃的な一言でした。

さて、体重のある足で動くとは一体どういうことでしょう。男子のナチュラルターンの一歩目を例に挙げてみましょう。

教科書には「右足 前進」と書いてあります。皆さん右足を前に出しますよね。ところが、右足は体重のある足ではありません。体重のある足は左足です。なので、左足で床を使って身体を前進させなければならないのです。教科書には左足を使えなんて一言も書いてありません。しかし、これが出来なければ上手く身体を前に運ぶことも、女子にリードを伝えることもできないのです。なんという矛盾!

いや、矛盾はしていないのですが、意外とこれを理解しきって踊りで実行できている人は少ないということです。私もその1人です。どうしても行く足(リーディングフット)に気を取られて、体重のある足(サポーティングフット)を使いきれないのが現状です。

これを打破するにはひたすらウォークの練習をするしかありません。私はこのウォークの一歩が出来なくて、レッスン中に泣いたこともありました。それくらい体重のある足で動くというのは大切なことなのです。

皆さんもこれを機にもう一度基本に立ち返って、「踊る時は体重のある足で動く」見直してみませんか?

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