「見えないもの」が見たい。

競技ダンス

素晴らしいダンスとはどのようなものでしょう?

ナチュラルターンできれいに足が揃っている、スローアウェーオーバースウェイで女子のネックラインが嘘みたいに伸びている、そういった目に見える美しさに魅力を感じることもあるでしょう。
しかし、それだけではダンスの魅力を半分しか理解していないです。

 

ダンスの魅力は「目に見えないもの」に秘められている

 

素晴らしいダンスは目に見える動きや造形美だけでなく、「目に見えないもの」によって引き出されます。

「目に見えないもの」は一つではありません。
どんなものがるか見ていきましょう。


「時間」…音楽の間を取ったり緩急がある


「空間」…シェイプを作ったときの脇の下の空間の広さやフロアーを横切った時の残像など

「重力」…ライズやロアーなどの時に自然落下することで生まれる浮遊感


「遠心力、求心力」…回転動作時にみられるエネルギー


「慣性」…一度動き出したらその流れに乗っている


「知識」…正しいテクニックは知識があってこそのもの


「魂」…踊りにかける思いが魅力になります


「感情」…踊り手の感情は見るものにも伝わります


以上のような「目に見えないもの」を上手く使っているダンスは、何とも言えない心が動かされるダンスになります。

言葉で説明出来るものではないかも知れませんが、この「目に見えないもの」を追及する事がダンスを極める鍵になるかもしれませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました