ムカデのダンス

カエル先生の記事
陽平先生
陽平先生
カエル先生はこんなお話知っているかい?
カエル先生
カエル先生
なんのお話?聞かせて聞かせて!

ムカデはお日さまの光を浴びて、
大きな岩の上でいつも踊っていました。
それはとっても楽しく、綺麗な踊りでした。
毎日他の動物達がそれを見に来て、楽しんでいました。
しかし、ヒキガエルだけはいつもそれを木陰から見ていました。
「ムカデさんばっかりいつもみんなに注目されて、つまんないな。
何とかしてあの踊りをやめさせる方法はないかな・・・」
ヒキガエルはある名案を思いついたのです。
そして、ムカデが踊っているあの大きな岩の上に一通の手紙を置いておきました。
ムカデがいつものように岩の上にやってきました。
「あれ、手紙がおいてあるぞ。読んでみよう」
「ムカデさん、こんにちは。あなたの踊りは本当に楽しくて、綺麗ですね。僕もいつも木陰から見ています。
一つ相談があります。
どうか僕にもあなたの踊りを教えてもらえませんか?
「僕はいつもどこから動かすんだろう。
45番目?それとも23番目?あーわかんないよ」
ムカデは考えても考えてもわかりません。
そして、おそるおそる、
たくさんある足の一本をそーっと動かしてみました。
しかし、それはもう踊りではありませんでした。
結局ムカデはその手紙を読んでから、
とうとう踊れなくなってしまったのです。
引用:ムカデとヒキガエル

カエル先生
カエル先生
なんだか悪いカエルだね。僕はこんな意地悪しないよ
陽平先生
陽平先生
そうだね。ただ、ダンスを教えているとこんな場面によく出くわします。
私も厳しい先生の元でレッスンを受けているときに、考えすぎて1歩も動けなくなった経験があるよ。
カエル先生
カエル先生
僕は難しい事は分からないから、そんな風になったことないな。楽しく踊ればいいじゃん。
陽平先生
陽平先生
カエル先生良いこと言うね!このお話で分かることは、ダンスは頭で踊るのではなくて心で踊るのが大切という事だよ。
陽平先生
陽平先生
身体の使い方やステップを覚える時は頭で考えなくてはいけないけど、いざ音楽がかかったら心で感じたものを表現できるといいね。
カエル先生
カエル先生
じゃあ考えなくても身体が勝手に動くようになるまで練習しろってことだね。
頑張りまーす!

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